最近、育てているアボカドの中で、ピンカートンだけ若い葉が元気をなくし、下向きに垂れる症状が見られました。
ここ一週間ほど雨の日が続いていたため、長雨による日照不足や鉢内の過湿が原因なのかもしれません。
しかし、同じように雨に当たっているハスやフェルテなど、ほかのアボカドには特に問題がありません。
「なぜピンカートンだけ?」
今回は、ピンカートンの現在の状態と、アボカドの葉が垂れる原因として考えられることを、栽培記録として残しておきます。
ピンカートンの若い葉が下向きに垂れている
今回気になったのは、新しく展開したばかりの若い葉です。

葉の色が極端に変色しているわけではありませんが、葉全体に張りがなく、下向きに垂れています。
古い葉ではなく、まだ柔らかい若葉に症状が出ているのが気になるところです。
アボカドは新葉が展開する時期には葉が柔らかく、多少垂れることもあります。
ただ、今回は一週間ほど雨が続いたタイミングと重なっているため、天候や根の状態が関係している可能性も考えています。
一週間ほど続いた雨が原因?
今回、まず考えたのが長雨による影響です。
ここ一週間ほど雨の日が続いており、日照時間もかなり少ない状態でした。
さらに鉢植えの場合、雨が何日も続くと土が乾く時間も少なくなります。
アボカドは水を好む植物ですが、だからといって常に土が湿っていればいいわけではありません。
鉢の中が長期間湿った状態になると、根の周囲の酸素が不足し、根の働きが弱くなる可能性があります。
すると、
土には水があるのに、根がうまく水を吸収できない
という状態になることがあります。
その結果、葉に張りがなくなって垂れてしまう可能性もあります。
長雨で考えられるアボカドへの影響
長雨が続いた場合、次のような症状が出ることがあります。
- 若葉が下向きに垂れる
- 葉に張りがなくなる
- 新芽の成長が鈍くなる
- 葉が黄色くなる
- 葉先や葉の縁が茶色くなる
- 根腐れにつながる
- 葉が落ちる
今回のピンカートンは、今のところ若葉が垂れている症状が中心です。
そのため、まずは雨が止んだ後に土が乾き、日照が戻ったときに葉が回復するかを確認したいと思います。
なぜピンカートンだけ葉が垂れるのか?
ここで一番気になるのが、なぜほかのアボカドは問題ないのに、ピンカートンだけなのかということです。
同じ場所で育てているため、単純に「雨が原因」とは言い切れません。
考えられる理由はいくつかあります。
根の成長状態が違う
同じ時期に育てた苗でも、根の量や根の張り方には個体差があります。
ピンカートンは以前、小さめの鉢で育てていた株を植え替えています。
そのため、植え替え後の根の状態や、鉢の中での水分の残り方がほかのアボカドと違っている可能性があります。
鉢や用土の乾き方が違う
同じような用土を使っていても、鉢の大きさや根の量によって乾き方は変わります。
特に根がまだ鉢全体に十分張っていない場合、植物が吸収する水分量が少なく、雨水だけが長く残ることがあります。
排水穴から水が出ていても、鉢の中が長時間湿ったままであれば、根にとっては過湿になっている可能性があります。
若葉が環境変化を受けやすい
展開したばかりの若葉は、成熟した葉よりも柔らかいため、日照不足や過湿などの環境変化の影響を受けやすい部分です。
今回のピンカートンも、長雨による日照不足と鉢内の水分過多が重なって、一時的に葉が垂れている可能性があります。
アボカドの用土には赤玉土と鹿沼土も活用
アボカドを鉢植えで育てる場合、長雨や水やりによる過湿を防ぐためにも、水はけと通気性を意識した用土選びが重要です。
私もアボカドの植え替えでは、赤玉土や鹿沼土を使っています。
赤玉土
赤玉土は鉢植えの基本用土として使いやすく、水はけと保水性のバランスを調整しやすいのが特徴です。
アボカドの植え替えや用土づくりにも使いやすいため、果樹を鉢植えで育てている方にも使いやすい資材です。
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鹿沼土
鹿沼土も、水はけや通気性を確保したいときに使いやすい用土です。
赤玉土と組み合わせることで、鉢の中の水分量を調整しやすくなります。
今回のように長雨が続いたときには、普段から水はけの良い環境を作っておくことの大切さを改めて感じました。
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※用土の配合は、鉢の大きさや植物の状態、置き場所などによって調整しています。
水切れではなく「根が吸水できていない」可能性も
葉が垂れていると、最初は水切れを疑ってしまいます。
しかし今回は一週間ほど雨が続いているため、単純な水不足とは考えにくい状況です。
むしろ、
土には水があるものの、根がうまく水を吸収できていない
という状態の可能性があります。
根が過湿によって弱っていると、水分を吸収する力が落ちることがあります。
その状態でさらに水を与えてしまうと、根への負担が増える可能性があります。
そのため、葉が垂れているときほど、まずは土の乾き具合を確認してから水やりをすることが大切だと考えています。
現時点では根腐れとは判断しない
葉が垂れていると根腐れが心配になりますが、現時点では根腐れとは判断していません。
根腐れが進行している場合には、葉が垂れる以外にも次のような変化が出ることがあります。
- 葉が急速に黄色くなる
- 葉が次々に落ちる
- 茎や株元が柔らかくなる
- 土から異臭がする
- 新芽が黒ずむ
- 成長が止まる
- 根が黒く変色する
今のピンカートンは、若葉が垂れているものの、株全体が急激に弱っているわけではありません。
そのため、すぐに植え替えるのではなく、まずは雨が止んだ後の状態を確認する予定です。
これから確認したいポイント
今後は次の点を重点的に観察していきます。
土がどのくらいで乾くか
雨が止んでも土が何日も湿ったままであれば、鉢内の過湿が疑われます。
表面だけでなく、鉢の中まで乾いているかを確認します。
若葉に張りが戻るか
日照が戻り、土の水分量が適正になれば、若葉が再び上向きになる可能性があります。
反対に、垂れがさらにひどくなる場合は、根や茎の状態を確認する必要があります。
葉色が変化するか
葉が緑色のままなのか、黄色くなってくるのかも重要な判断材料です。
今後、葉色や葉先などに変化が出ないかも記録していきます。
同じ環境でもアボカドによって反応が違う
今回面白いと感じたのは、同じように育てているアボカドでも、ピンカートンだけに症状が出たことです。
ほかのアボカドには問題がないため、長雨だけが原因なのか、それともピンカートンの根の状態や個体差が関係しているのかは、まだ分かりません。
アボカドは同じように育てていても、株によって成長スピードや環境への反応が違います。
特に実生苗では個体差もあるため、今回のような変化も栽培記録として残しておきたいと思います。
まとめ|ピンカートンの葉は長雨で垂れたのか?
今回は、ピンカートンだけ若い葉が垂れて元気をなくしている状態について記録しました。
一週間ほど雨が続いていたことから、
- 長雨による鉢内の過湿
- 日照不足
- 根の酸素不足
- 植え替え後の根の状態
- 若葉が環境変化を受けた可能性
- 品種や個体差
などが考えられます。
ただし、現時点では根腐れと断定できません。
まずは雨が止んだ後の土の乾き具合や、日照が戻ったときの若葉の状態を確認していきます。
ほかのアボカドは問題ないだけに、なぜピンカートンだけ葉が垂れたのかが気になるところです。
この後、葉が元気を取り戻すのか、それとも症状が悪化するのか。
引き続き観察し、変化があればまた記録していきたいと思います。

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